比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展

 現代書道の父と呼ばれた比田井天来先生の故郷、長野県佐久市が主催する第11回比田井天来・小琴顕彰佐久全国臨書展において、附属中3年生の海老原里帆さんが最高賞の「天来賞」を受賞いたしました。この展覧会は小中学生であっても、出品作は書の古典を手本とした臨書作品であることが規定されている他に例のない書展です。今回、海老原さんは中国・東晋時代の書聖と呼ばれた王羲之の名品「蘭亭序」の臨書を出品し、見事に最高賞を射とめました。
 海老原さんは入学後書道部に入部。高校生の先輩方にまじって弛まぬ精進を続けてきました。そんな努力が実を結び今回の受賞となりました。